RR(ダブルレア)とは|Rとの違いと買取で見られるポイント
RR(ダブルレア)とは、ポケモンカードのレアリティ表記のひとつで、R(レア)より上に位置づけられる区分として紹介されるものです。結論から言うと、キラの強さや見た目の派手さではなく、カード下部の型番付近に印字されている記号を読むのが確実な確認方法になります。同じカード名でも別の記号のカードが同時に存在することがあり、見た目の印象だけで区分を決めると別のカードの情報を見たまま話が進んでしまうためです。この記事では、RとRRの違い、現行シリーズでの位置づけ、査定で見られやすいところを順に整理します。具体的な参考価格は本文では扱わないため、最新の数字は相場データベースで確認してください。
RR(ダブルレア)とは何か
RRは「ダブルレア」の略として使われる表記です。公式サイトの商品紹介ページでも「RR(ダブルレア)」という書き方が使われており、コレクターの間だけの俗称ではなく、商品を説明する文章にも登場する表記だといえます。
位置づけとしては、C(コモン)・U(アンコモン)・R(レア)という基本の並びの上に置かれる区分として説明されることが多い表記です。ただし、レアリティの並び方はシリーズごとに整理し直されており、時代によって同じ記号でも扱いが変わることがあります。
確認の手順は三段階に分けると迷いにくくなります。第一に、カード下部の型番付近に印字されている記号を読む。第二に、型番そのものを控える。第三に、その型番がどの商品に収録されたものかを照合する、という順序です。
なお、記号の読み方はシリーズによって書式が少しずつ違います。文字の大きさや印字の位置が弾ごとに異なることがあるため、一枚で判断がつかないときは、同じ商品から出た別のカードと並べて見比べると読み取りやすくなります。
レアリティ表記の全体像はレアリティ一覧と見方に、どの時代にどの表記が存在したかはシリーズ別レアリティ早見表にまとめています。手元に複数の時代のカードが混ざっている場合は、そちらもあわせて確認してください。
RとRRは何が違うのか
RとRRは記号が一文字違うだけなので、口頭のやり取りや手書きのメモでは取り違えが起こりやすい組み合わせです。まずは何を見れば区別できるのかを一覧で押さえておくと、調べ直す回数が減ります。
| 表記 | 一般に紹介される位置づけ | 確認するところ |
|---|---|---|
| C・U | 各商品に多く収録される基本の区分として紹介される | 型番付近の記号 |
| R | C・Uより上に置かれる区分として紹介される | 記号と収録商品の組み合わせ |
| RR | Rより上に位置づけられる区分として紹介される | 記号と型番、対戦上のカードの種類 |
表は一般に紹介されている整理のしかたをまとめたもので、扱いは店舗により異なります。封入の割合や一つの商品に何枚入るかは商品ごとに異なるため、記号だけで枚数を推測しないほうが安全です。
見た目の話をすると、RとRRはどちらもキラ加工が施されている場合があり、光の当て方によっては差が分かりにくいことがあります。写真で人に見せる前に、自分の手元で記号を読んでおくと話が食い違いにくくなります。
現行のスカーレット&バイオレット期ではexのカードで見られる
現行シリーズでRRの記号が確認できるカードの代表例が、カード名の後ろに「ex」が付くポケモンのカードです。公式のカード検索で見られるリザードンexのページでは、カード番号「115 / 190」、収録商品はハイクラスパック「シャイニートレジャーex」と記載され、レアリティはダブルレアのアイコンで表示されています。
同じページには「ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。」というルール文も印刷されています。この一文は対戦の進み方に関わるもので、レアリティの高さを示すものではありません。
つまり「ex」は対戦上のカードの種類を表す区分、RRはレアリティの記号であり、両者は別の軸です。同じexのポケモンでも通常仕様のものと特別な仕様のものがあり、記号が違えば別のカードとして扱われます。
手元のカードを説明するときも、この三つを分けて伝えると行き違いが起きにくくなります。「exのカード」という言い方だけでは対象が絞り込めないため、記号と型番を添えるのが確実です。
この考え方は、対戦で使える範囲を示すレギュレーションマークとも同じです。希少度の軸、対戦で使える範囲の軸、カードの種類の軸を分けて見ておくと、手元のカードを説明するときに混乱しにくくなります。
同じカード名でもRR・SR・SARに分かれる
公式の拡張パック紹介ページでは、同じピカチュウexについてRR・SR・SARという表示が並べて掲載されています。つまり、カード名が同じでもレアリティの記号が異なるカードが同じ商品の中に存在することがある、ということです。
ここが調べ物でつまずきやすい場所です。カード名だけで検索すると複数の記号のカードが並び、どれが手元のものか分からないまま参考価格を見てしまうことがあります。名前が一致していても別のカードである場合があります。
並べて掲載されているということは、同じポケモンでも仕様の違うカードが用意されているということです。どれが手元のものかを決めないまま話を進めると、確認する側と自分とで別のカードを見ていることになりかねません。
取り違えを避けるには、型番まで控えるのが確実です。型番の読み方と収録弾の調べ方は型番・収録弾の調べ方で扱っています。イラストが枠いっぱいに広がる仕様の見分け方はAR(アートレア)とはとSAR(スペシャルアートレア)とはが参考になります。
手元のカードが複数枚ある場合は、記号ごとに分けて置いてから調べ始めると混ざりません。見終わったものと未確認のものを分けておくだけでも、二度手間が減ります。
RRRという表記との関係
販売の現場や解説記事では、RRRという表記が使われることがあります。ソード&シールド期のVMAXなどを指す呼び方として紹介されることが多い表記ですが、2026年9月時点で、公式サイト上の表記としてRRRという書き方は確認できていません。
そのため、RRRと説明されているカードを手にしたときは、呼び名を鵜呑みにせず、現物の記号と収録商品を照合するのが安全です。時代ごとの表記の広がりはシリーズ別レアリティ早見表で確認できます。
同じように、剣盾期には現行シリーズには存在しない表記も使われていました。その時代にしかない表記の代表例はCHR・CSR(キャラクターレア)とはにまとめています。
時期の話は、手元のカードがどの棚に属するのかを決めるための材料でもあります。発売時期の見当がつくと、探す商品の範囲が狭まり、型番の照合も早く済みます。
呼び名は資料によって説明の幅があり、会話の中では大まかにまとめて使われることもあります。手元のカードを説明するときは、書かれている記号に戻って確かめるのが確実です。
買取・査定でRRが見られやすいところ
見られる項目自体は他のカードと大きく変わりませんが、キラ加工のあるカードは光を反射するため、同じ程度の傷でも目に留まりやすい部分があります。送る前や持ち込む前に、自分でも同じ順序で見ておくと、結果の説明を受けたときに理解しやすくなります。
| 見られやすい箇所 | 確認のしかた |
|---|---|
| 角の状態 | 四隅を明るい場所で順に見る |
| 縁の白かけ | カードを傾けて縁を一周見る |
| 表面の擦れ | 光を反射させて加工面を見る |
| 反り | 平らな面に置いて浮きを見る |
確認は一枚ずつ行い、途中で束に戻さないようにすると混ざりません。状態の一般的な区分と自己点検の手順は状態ランクと査定基準にまとめています。判断の基準は店舗により異なりますので、気になる点は事前に確認してください。
確認は一枚ずつ行う
写真を残しておく場合は、光を反射させた状態と反射を抑えた状態の両方を撮っておくと、加工面の様子が伝わりやすくなります。あとから見返すときにも、どの一枚の写真かが分かるように型番を一緒に写しておくと混ざりません。
同じ商品から出たカードをまとめて出す場合は、記号ごとに分けて並べておくと、確認する側も数えやすくなります。枚数が多いときほど、この置き方の効果が出ます。
手放す前に確認する順番
手放すと決めてから慌てて調べ始めると、記号の確認と価格の確認が同時進行になり、別カードの数字を見たまま話が進んでしまうことがあります。工程を分けておくほうが結果的に早く終わります。
順序としては、記号を読む、型番を控える、状態を点検する、参考価格の日付を残すという流れになります。最初の二つで対象のカードを確定させてしまえば、後の工程で取り違える事故を避けられます。
参考価格を控えるときは、確認した日付もあわせて記録しておくと後から比べやすくなります。数字がいつ時点のものかという考え方は相場データはいつ時点の数字かで扱っています。出し方の選択肢を並べて比べたい場合は手放し方の比較を参照してください。
デッキとしてまとめて手元にある場合は、単位の考え方が変わります。まとまりのまま扱うか一枚ずつ分けるかはデッキ単位での買取で整理しています。
やってはいけないこと
ここでは、後から取り返しがつきにくくなる行動を挙げます。いずれも、確認の順序を飛ばしたときに起きやすいものです。
キラの強さだけで区分を決めつけること。RとRRはどちらもキラ加工がある場合があり、印象だけで判断すると参考価格を調べる段階から別カードを見てしまうことになります。
表面を拭いたり磨いたりして見栄えを良くしようとすること。加工面は元に戻せません。手を加えた跡が残ると、かえって扱いが変わることがあります。
記号の違うカードを同じ束に入れて送ること。数え間違いのもとになりますし、擦れの原因にもなります。まとめ方の考え方はまとめ売り・ノーマルカードの扱いも参考になります。
他の人が紹介している数字をそのまま自分のカードの価値として受け取ること。状態も記号も一枚ごとに違うため、確認は現物を基準に行ってください。
まとめ|記号と収録商品で確かめる
RRは、Rより上に置かれる区分として紹介される表記で、現行シリーズではexのカードで見られます。ただし、同じカード名でもRR・SR・SARに分かれることがあるため、名前だけでは対象を特定できません。
デッキに入れられる枚数が決まっている特別な表記は別にあります。その代表例はACE SPEC(エーススペック)とはで、期間限定の特殊な仕様についてはかがやく・アメイジング・シャイニーとはにまとめています。
確認の順序を決めておくと、手元に複数の時代のカードが混ざっていても迷いにくくなります。記号を読む、型番を控える、収録商品を照合する。この三段階は、どの表記のカードでも同じように使えます。
参考にした情報は、ポケモンカードゲーム公式カード検索、公式サイトのレギュレーション案内、公式サイトのルール案内です。カードごとの現在地は高額買取ランキングもあわせて確認してください。
最新の買取参考相場は相場データベースで毎日更新中です。